先日、岐阜城ロータリークラブ様の卓話でお話しさせて戴いた内容をお届けします。
変革/改革/革新=イノベーションを妨げる3つの壁
本日の内容
1.まさに大変革・大転換の時代背景
2.イノベーションを妨げる3つの壁
3.3つの壁を乗り越える為の処方箋
1.まさに大変革・大転換の時代背景
『VUCAの時代』と云われる今日、私たちは大変革期に直面しています。新たに求められる企業姿勢は、激変する環境に適応していくだけでなく、自らの意志と勇気ある実行力で、輝ける未来を切り拓いていくことにあります。
V:Volatile 変動
U:Uncertain 不確実
C:Complex 複雑
A:Ambiguous 曖昧
事態はより深刻に
C:Chaos 混沌
横行する風潮 → 政治も経済も 『今だけ・金だけ・自分だけ』
今こそ求められる 超我の奉仕
2.イノベーションを妨げる3つの壁
変革/改革/革新を妨げる阻害要因
「知らないからできない」「わからないことは無視」
[ 知識の壁 ]
情報格差と収集・適応能力
無意識・無関心 判断ができない 責任が取れない
「不安だからできない」「苦手だからできない」
[ 意識の壁 ]
恒常性維持本能や自己保身
心理的なブレーキ 本能的な保守傾向 未知を恐怖する心
「新しいことはやらない」「変えると損をするから」
[ 組織の壁 ]
ルール上の制約や機能限界
意図的な保守思考 既得権の保守志向 現状維持を目的化
3.3つの壁を乗り越える為の処方箋
快眠ショップ 夢幸望ハヤカワ(岐阜県美濃加茂市)
イノベーションの創出に必要なのは『発想の転換』
現状を維持する思考は衰退を意味します
1.外部環境の変化に敏感であるために 柔 軟 な 発 想
悲観的に考えていても前進はできません
2.ピンチをチャンスに変えるために 逆 転 の 発 想
積極果敢に可能性を探り挑戦すべきです
3.過去に囚われず他社と差別化するために 突き抜ける発想
弱みを補うよりも強みを活かすべきです
4.自社の経営資源を最大限活用するために 原点回帰の発想