岐阜発イノベーションの挑戦紹介
日本生産性本部地方創生カレッジ総括プロデューサー
三輪知生氏が出版
中部経済新聞(岐阜面)20.04.08
日本生産性本部地方創生カレッジ総括プロデューサーの三輪知生氏がこのほど、著書「岐阜発 イノベーション前夜」を出版した。イノベーションに挑戦して苦難を乗り越えた岐阜県内の中小企業のサクセスストーリーを紹介している。
Tri-win(高山市)、中華風食事処平安楽(同)、夢幸望(美濃加茂市)、山本呉服店(揖斐川町)、山本佐太郎商店(岐阜市)、家田紙工(同)、鈴木工業(中津川市)、一山製陶所(土岐市)の中小企業8社と、NPO法人ORGAN(岐阜市)、多治見まちづくり(多治見市)のイノベーションを好事例として紹介している。
事業転換や新たな商品づくりなど、従来のビジネスモデルから脱却を図った各社の懸命な姿がつづられており、イノベーションを模索する中小企業にとって参考になり、勇気づけられる。プレス加工業の鈴木工業がオリジナル商品として開発したカーボンファイバー製アイスクリーム用スプーンなど、大ヒット商品の開発秘話も紹介している。
生産性出版発行、359ページ、価格は2300円(税別)。
三輪氏は「岐阜の中小企業が勇気を振り絞ってイノベーションに挑戦した。成長を続けるにはイノベーションが不可欠。岐阜の企業を模範に全国の中小企業も頑張ってほしい」と話している。(岐阜)
(写真)「イノベーションに臨んだ岐阜の中小企業を参考にしてほしい」
と語る三輪氏